当院について

メッセージ

当院は2014年5月に開院しました新潟県内初の発達障害および児童精神科専門のクリニックです。
発達障害の治療で重要なことは、できるだけ早期に発達の特性に気づき、その特性を周囲が十分に理解をし、特性に合わせた育児や教育を提供することです。当クリニックでは、これまでの発達の経過を詳細に評価し、医学的な根拠に基づいた様々な客観的指標と組み合わせて発達の評価を行うことを心がけております。
しかしながら、発達障害は現在の医学では「完治する」ことは難しく、生涯に渡って途切れない支援を行うことが不可欠です。当クリニックでは青年期以降も、ご本人、ご家族のご希望に合わせて、継続してご相談いただくことが可能です。ライフステージに合わせた支援のあり方を、ご一緒に考え専門的な立場からご助言をさせていただきます。
また、当クリニックでは、発達の支援に有益であると考えられる場合には、薬物療法も行っております。薬物療法以外にも、学童期のお子さんを対象としたソーシャルスキルトレーニングや、養育者の方を対象とした家族教室(現在休止中)も行っております。
まずはお気軽にご相談ください。

めざすこと

1気づき
発達障害で最も重要なことは、できるだけ早期に発達の特性に気づき、その特性に合わせた育児や教育を提供することです。当クリニックでは、これまでの発達の経過を評価し、様々な客観的指標と組み合わせて、医学的根拠に基づく診断を心がけております。
2寄り添い
発達障害は現在の医学では完治することができず、生涯に渡って生活上の困難さが持続するため、途切れない支援が不可欠です。当クリニックでは青年期に到達したことを理由に他院をご紹介することは基本的にいたしません。ご本人、ご家族のご希望に合わせて、継続してご相談いただくことが可能となっております。また、発達障害に伴う生活上の困難さは、年代によってその内容が変化していきますが、当クリニックでは、いずれの年代におけるご相談にも対応させていただいております。
3支える
上で述べました通り、当クリニックでは継続した途切れない支援を心がけております。ご本人、お子さんの長所を伸ばし、短所をサポートすることを心がけ、ご一緒に支援のあり方を考え、専門的な立場からご助言をさせていただきます。母子診療が必要な場合は保護者の方のカルテも作成し、母子並行した治療を行います。また当クリニックでは、発達の支援に有益であると考えられる場合には、薬物療法も行っております。さらに、ご本人を対象としたソーシャルスキルトレーニングや、養育者の方を対象とした家族教室(現在休止中)も行っております。

スタッフ紹介

医 師

遠藤 太郎(えんどう たろう)

当クリニックは、新潟で初めての発達障害を中心に診療するクリニックです。これまで、大学病院や公立病院、および教育機関、福祉機関で勤務した経験やネットワークを最大限に生かし、皆様にとって質の高い医療を提供できるよう心がけております。子育てに関するお悩み、学校、職場などで困難さなどございましたら、お気軽にご相談ください。

略 歴
新潟県新潟市出身。2000年新潟大学医学部卒業。新潟大学医歯学総合病院、新潟県立精神医療センター、あいち小児保健医療総合センターなどに勤務。自閉スペクトラム症の脳画像研究で医学博士取得。新潟大学医歯学総合病院在籍時には同病院の助教や講師を歴任し、新潟大学医学部精神医学教室にて研究グループ「発達精神医学グループ」を立ち上げ。
新潟市児童相談所嘱託医、新潟市就学支援委員会委員、新潟県いじめ防止対策等に関する第三者委員会委員などの学外委員も務める。
2014年に「新潟こころの発達クリニック」を開院。
資格・所属学会・認定医
・医学博士(新潟大学大学院医歯学総合研究科卒) ・日本精神神経学会専門医 ・子どものこころ専門医 ・日本小児精神神経学会代議員 ・日本児童青年精神医学会 ・精神保健指定医 ・児童自立支援施設新潟学園嘱託医
林 剛丞(はやし たけつぐ)

今まで大学病院や公立病院で発達障害への対応を主とした臨床に携わってきました。「生活に笑いを」をモットーとしています。病院に来る方は何らかの困り感、辛さがある方だと思います。その生活に少しでも笑いを取り戻せるようなお手伝いができるよう心がけています。障害とは関係ないことかな?と迷うことでも困り感があればお気軽に聞いてください。

略 歴
富山県高岡市出身。2006年新潟大学医学部卒業。新潟大学医歯学総合病院、新潟県立精神医療センターなどに勤務。2021年「新潟こころの発達クリニック」入職。
資格・所属学会・認定医
・医学博士(新潟大学大学院医歯学総合研究科卒) ・日本精神神経学会 ・日本小児精神神経学会 ・日本児童青年精神医学会 ・精神保健指定医

臨床心理士

常勤臨床心理士 5名

診察空間

色とりどりの空間を
皆様が過ごしやすいように

こころの庭プロジェクト

江南高等特別支援学校の皆さんとともに、当院の庭に花を育てる「こころの庭プロジェクト」。
2014年の春、何もなかった庭に生徒の皆さんと一緒に花を植え、それから手入れを続けています。
花の成長を喜び、楽しみながら、患者さんやそのご家族がリラックスでき、季節の移ろいを感じられるきれいな庭をつくっています。生徒の皆さんの成長も楽しみにしながら…。