以下の症状にあてはまり、生活上の困難さが生じている場合、発達障害の鑑別が必要となることがあります。お気軽にご相談ください。また、発達障害を抱えている方で、その特性により、周囲とうまく適応できず、また不適切な対応や環境により、成長過程でさまざまな精神症状を呈し、不安、気分の落ち込み、幻聴、被害妄想、強迫症状(不潔恐怖、手洗い強迫)、ひきこもり、心身症(頭痛・腹痛)などが出現する場合があります。これらは発達障害の二次障害と呼ばれるもので、専門医による対応が必要となる場合があります。
発達障害やそれにともなう二次障害の診断、治療、支援を行っています。これに加え、児童思春期のお子さんに関しては、発達障害に関わらず児童・思春期にみられるこころの問題や精神疾患について幅広く診療を行っています。
発達障害支援法では、自閉症、アスペルガー症候群などの自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)、学習障害、注意欠如・多動性障害などが発達障害と定義されています。他にも知的障害やチック障害・トゥレット障害なども発達障害に含まれます。
当クリニックでは、これらの障害についての診断、薬物療法を含めた治療や支援を行っています。また、その特性により周囲とうまく適応できず、あるいは周囲の対応や環境によって不安症状や気分症状、精神症状や心身症などが出現している場合もあります。これらは二次障害と呼ばれ、専門的な診療が必要となることが多く、それらに対する治療や支援も行っています。
特別児童扶養手当、精神障害者保健福祉手帳、自立支援医療等の診断書についてのご相談も受け付けております。
発達障害児の対応にあたっては、保護者のこころのケア・治療が必要な場合もあり、保護者の方のカルテも作成し、母子診療も行っています。またその一貫として保護者向けの家族教室なども定期的に行います。
*児童思春期の方は、上記の発達障害以外にも母子分離不安、かん黙、不登校、抜毛症など、児童思春期にみられるこころの問題や精神疾患に関しての相談や診療も行っています。
患者様ご本人もしくは保護者の方から。
必要事項をご記入いただきます。診察や心理検査の際の参考とさせていただきますので、ご家庭や学校での様子をわかる範囲でできるだけ詳細にご記入ください。また事前にPCなどから下記ボタンより問診票をダウンロードしていただき、あらかじめご記入いただきご持参いただけますと、受付から診察時間を短縮し、待ち時間が短くなります。
初診の方は、保険証をご持参してください。母子手帳をご持参ください。他院で治療を受けていた方は、紹介状(診療情報提供書)および服用している場合は薬の内容がわかる情報(お薬手帳や薬剤情報)など、ご持参してください。他院で自立支援医療を利用していた方は受給者証、ならびに変更したことがわかる書類をご持参ください。
医師の診察前に、臨床心理士または精神保健福祉士が、現在の困りごと、相談したいことなどをお聞きいたします。医師の診察場面でなかなか思っていたことを伝えられない場合もございますので、リラックスしてお話いただけたらと思います。
問診票や本人との面談およびご家族からの詳細な聴取を行います。
医師の診察後に、最初にお話を聞かせていただいた臨床心理士または精神保健福祉士が、もう一度お話を聞かせていただきます。次回受診や検査の予定などの説明、医師に聞き忘れたことの確認などをさせていただきます。
診察の結果、検査の必要がある場合、別日予約制となります。2年以内に知能検査を実施されている場合は心理検査を省略させていただく場合もありますので、お持ちの方は予約受付時にお知らせください。
心理検査などの情報を総合的に判断し、診断および治療方針についての検討を行います。